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2022/09/07
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自分に合った歯ブラシを選ぶ
こんにちは！中町歯科医院です。
みなさんは普段どのように歯ブラシを選んでいますか？
毛先の細いもの、ネットで話題のもの、値段、デザイン等、
さまざまな理由があると思います。
以前、「自分に合った歯磨き粉を選ぶ」というコラムを掲載しましたが、
今回は「歯ブラシ」版になります。
今回は、大人の方～高齢者の方向けにご紹介いたします。
【歯周病予防】
現代人が歯を失う原因の第1位となっているのが歯周病です。
歯科医院での定期検診やクリーニングのみならず、日々のケアが大事です。
歯周病予防目的で歯ブラシを選ぶなら・・・「毛先が細め・やわらかめ」
の歯ブラシがおすすめです。
【虫歯予防】
虫歯になってしまうと進行具合によっては何度も通院
最悪の場合、歯を抜かなければならない、、、ということも。
虫歯予防目的で歯ブラシを選ぶなら・・・
「毛先がかため～普通・ヘッドは小さめ・毛先がぱつんと平らなもの」
がおすすめです。
毛先の固さって何が違うの？と思われる方もいるかと思いますので、違いを紹介します。
「 やわらかめ 」
◎メリット 歯・歯茎への刺激が少ない
△デメリット 歯垢を落としにくい
「 かため 」
◎メリット 歯垢を落としやすい
△デメリット 歯や歯茎を傷つける場合がある
「 ふつう 」
歯茎に負担をかけずに歯垢を落とせます。
歯周病や歯肉炎で歯茎が腫れている方、
ブラッシングをすると歯茎から出血がある方にはやわらかめがおすすめです。
歯茎の腫れや出血が治まったら、「ふつう」の固さに戻すことをおすすめします。
また、毛先の形状と特徴についてもご紹介します。
「 毛先がぱつん、と平らなもの 」
◎メリット 毛先が歯に対して均等に当たり、広い面を磨くことができます。
△デメリット 歯と歯の間が磨きにくい
「 山切りカット 」
◎メリット 歯と歯の間の汚れを落としやすい
△デメリット 歯垢の除去効果は毛先がぱつんとしたものよりも若干劣る
「 毛先が細い 」
◎メリット 歯と歯の間や歯周ポケットにブラシが届きやすい
△デメリット 歯の歯垢除去に時間がかかる
それぞれのメリット、デメリットを知ったうえでぴったりな歯ブラシを
選んでみてください。
当院の歯科医師、歯科衛生士が皆様に合う歯ブラシのご紹介もできますので
お気軽にお申しつけくださいね。
