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「動物の歯と人間の歯を比べてみる」
私たち人間と犬や猫などの動物の歯の違いを考えたことはありますか?
人間は歯があることによって会話ができ、
食事で歯ごたえや歯触りを感じられるため、
心や表情を豊かにすることができます。
動物は人間でいう「手」の役割も果たしています。
(獲物を捕まえたり、物を加えて運ぶ…など)
さらに敵を攻撃したり身を守る武器にもなります。
< 肉食動物の歯 >
ライオン/ヒョウ/トラ/オオカミなど
肉を引き裂いたり骨をかみ砕くためにすべての歯が鋭くとがっています。
敵と戦うためにも用いられるため、顎の力も非常に強いと言われています。
< 草食動物の歯 >
キリン/ウシ/ウマ/シカ
草をすりつぶしやすくするよう、
臼歯(八重歯から奥の歯を指します)が平らになっています。
< 一生伸び続ける歯をもつ動物 >
ウサギ/ネズミ/モルモットの臼歯 etc
一生伸び続ける歯のことを「常生歯」・「無根歯」と呼びます。
彼らは歯が伸びすぎないよう、硬いものをかじったり咀嚼をして歯を削り、
長さを調整しながら生活しています。
ちなみに…
サメは予備の歯が並んでおり、ベルトコンベアのように後ろの歯が前に出てきて
すき間を埋めていく、といった性質を持っています。
人間が歯を1本失うと発音や物をかみ砕く力も低下してしまいます。
大切な歯を維持するためにもぜひ当院へ検診にお越しください☆(^O^)